この数年、だいぶ複業が注目されるようになっています。
ボクは複業がしたくて複業を始めたわけではなく、
生活のためにもっと働くしかないから、複業をしてるんですけどね。
とはいえ、本格的に複業ライフを送るようになって3年目。
もちろん順風満帆ではなく、紆余曲折、浮かび沈み、を繰り返し
なんとか、今年も確定申告を済ませることができました。
そんな自分の失敗から学んだ「つらくならない3か条」をまとめてみました。
1 休みは取ろう
複業というと、何か余裕がある人のように感じませんか?
「本業が順調なんで〜」みたいな感じで。
ところがボクの場合は本業もカツカツ、生きるために複業せざるを得ないタイプの複業マンなので、余裕なんてないわけです。
「お仕事いただけるなら、何でもします!」
なんて言ってしまって、多少つらくてもスケジュール詰め詰めにして
あれ?休んだのっていつだっけ?
みたいになってしまう。
これを避けましょう。
ボクはそういったスケジュール管理が下手くそなので、
今年から「日曜日は休みます!」と宣言しています。
そして、結局日曜日も働いております・・・
みなさんは、ぜひ、休んでください。涙
2 金額よりも貢献感を得られるか
複業だからと言って、決して金額面で譲歩してはいけません。
自分を安売りしてしまうと、安く買いたい人しか集まってきません。
それは、自分のためにならないので、安売りはやめたいところですが〜!
金額よりも、その仕事で「貢献できた実感が得られるか」の方が大切です。
だいたいのケースでは、フルタイムの人に混じって複業マンが働く形になります。
フルタイムの人では果たせない役割を果たすためにあなたが呼ばれるわけです。
金額にばかり固執してしまうと、
「高い金払った割には、大したことなかった」と言われてしまうのがオチ。
そんなことより
「私の働きで、お役に立てましたでしょうか?」
という姿勢で働く方が楽しく働けます。
とはいえ安売りは良くありません。
「価格のとおりでしたでしょうか?」といった確認ができるといいかもしれません。
3 自分の役割が何かを明確にしよう
日本語はあいまいな言語だし、
その言語に支えられるわたしたちのコミュニケーションもあいまいです。
あなたが果たすべき役割はいったい何ですか?
1日の仕事だったら、夕方の段階でどんな状態になるのが「成果」なのかを
よく確認する必要があります。
これが達成できるかどうかには、2つのチェックポイントがあります。
1つは、もちろんあなたの能力に見合ったオファーかどうか。
もう1つは、発注主の指示が理解できるか。です。
イラストの世界ではよくあるのが、
発注主が「かっこいい感じに仕上げてください」と言ったので、
そのように仕上げたら「全然、かっこよくない!」と言われてしまうケース。
かっこいいとはどんなイメージか、具体化してから
それが自分の能力に見合っているか判断しないと痛い目にあいます。
このへんの情報整理力は、フリーランス自身にも
そしてフリーランスを使う発注主にも、今後必要な能力です。
以上が、ボクの考える、つらくならない複業の3か条でした。
安心してください。ボク、これ全部できてませんので!
反面教師にしていただけたらと思います。