インタープリターになるには

成功する体験イベント!これで差がつく9つのポイント<本体編>

所有よりも体験を重視する時代
ものよりも事の消費と言われて久しいですね

体験イベントには2種類あって体験と体験型コンテンツがあります

体験型コンテンツを提供する上で
欠かせない9つのポイントを紹介しています

  • 休日にイベントを企画している人
  • 社内研修の担当になってしまった人
  • ワークショップ開催しているけれども手応えがいまいちな人
  • 内容がつまらないと言われてしまったことがある人

これらのポイントを押さえて

参加者に満足いただける体験イベントを提供してください

こちら本体の章では

イベント当日に行うこと以外に
事前に準備しておくべきことがたくさんあります

これから紹介することの設定次第で
イベントの構成も大きく変わってきます

導入の章では運営のコツ Tips を多く紹介しましたが
本体の章は頭を使うし、1日2日では答えが出ないケースもあるでしょう

重要なポイントになりますので
十分な時間を割いてください

ねらい

そうイベントをする理由目的は何でしょうか?

地域の良さを知ってもらいたいから?
お客さんに会って欲しいと言われたから?
上司にそう命令されたから?
稼ぎたいから?

ねらいの設定が曖昧だと
そのイベント自体も曖昧な仕上がりになります

分量を量らずにケーキを作るようなものです

曖昧なままイベントを継続していくと
各方面で歪みが生じ参加者が集まらないだけでなく
内部分裂を生み出して
地域にも暗い影を落としてしまいます

ねらいは、企画書では事業目的の欄に書く内容です

  • 何のために、そのイベントを開催しますか?
  • そうすることで、何が達成できますか?
  • どんな未来を作るためにそのイベントを開催するのでしょうか?

ねらいの設定がしやすくなるポイントは

主語を明確にすることです

日本語は主語の存在感がない言語なので難しいのですが
頑張って、主語を明確にしましょう

例えば、そのイベントが子ども向けであれば
主語は「子どもたちが…」になるはずです

 

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子どもと言っても、赤ちゃんから
中学高校生まで
おじいちゃんおばあちゃんにとっては
3、40代の大人でも子どもです

この子供とはいったい何歳ぐらいでどこに住んでいる子でどういった生活を送っている子でと
なるべく詳しくしていきましょう

いつでも誰でも参加できるイベントには
いつまでたっても誰も参加しません

心配症の方のために
言い添えておきますと
例えば町内会の小学生の子供のために
とねらいの設定でターゲットを絞ったとしても
実際のイベントの際には
近隣の子供達が来たっていいわけです
そこに園児がいても中学生がいてもいいわけです

しかしイベント担当者が
誰のためにイベントを開催しているのかは
かなり絞り込んで設定しておくことが望まれます

主語が明確になれば、ねらいは書きやすくなるでしょう

イベント終了後、町内会の小学生が

こんな風になっている

という様子が思い浮かぶでしょうか?

あなたの頭の中にだけ思い浮かんでいてもダメです
一緒に動くスタッフ、ボランティアさんにも
同じ光景が思い浮かぶように
なるべく詳細に、時には写真や動画を使って
同じ光景が頭の中に浮かぶような「ねらい」を設定しましょう

この述語の部分が曖昧になってもいけません
「町内会の小学生に笑顔を取り戻すために」
は、ねらいの設定としてはダメです。

小学生なんて、四六時中笑ってますから。
(あなたの前で笑顔を見せてないだけです)
より具体的な事象で表しましょう

町内会の小学生に、折り紙が世界に誇れる日本文化であると知ってもらう。
町内会の小学生が、この地域出身の偉人の功績を語れるようになる。
町内会の小学生に、地域の高齢者と仲良くなってもらい、道ですれ違った時にお互いあいさつできる関係性を作る。

など、なるべく具体的にします。

また、そのねらいが達成できたか評価可能なねらいにするとより良いです
詳しくは、<まとめ>の章でお伝えしますが
ねらいは、今後のすべてに関わってくる項目なので
「時間がないから」と後回しにしないで、じっくり練ってください

アクティビティ

さあここがやっとインディッシュになります
体験イベントの花形
一番目立つところ

用語を解説しておくとアクティビティというのは
そのイベント内の個々の活動のことを指しています
アクティビティの塊をプログラムと呼びます

 

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例えば挨拶というアクティビティがあり
アイスブレイクその1というアクティビティがあり

アイスブレイクその2というアクティビティを経て

本体のアクティビティに移る

アクティビティは対象やねらいによって入れ替えることが可能です

これらをゼロから考えるのはとても大変ですが
既にパッケージになっているプログラムがたくさんあります
下記のものを参照してみてはいかがでしょうか

よりスムーズにアクティビティを進行する上で小道具は欠かせません

紙芝居を用意したり

 

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人形を用意したり自分自身が変装しても構いません

効果的な理解を促すために

小道具を積極的に活用してください

意外に思われるかもしれませんが
花形であるアクティビティの項では
お伝えすることはあまりありません

私たちは準備8割本番2割と言っています

アクティビティ
本体に当たる部分は2割ですので
案外どうにかなるものです

双方向

単なる体験と体験型コンテンツを分ける
大きな差に

双方向であるかどうかがあります

 

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主催者が一方的に喋り続けているただそれだけの時間であれば単なる体験です

テレビを見てるのと変わりがありません

体験型コンテンツは

そこに学びがあり

共感があります

参加者が質問しやすい雰囲気づくりであったり

適切な問いかけ

参加者が考える時間が用意されているかなど

参加者目線に立って双方向のやり取りができるようにします

学校関係者に多いのが誘導尋問です

ねらいの段階で

〇〇を理解する。〇〇を暗記する。

などを挙げてしまうと
その体験には「同一の答え」が存在することになってしまい

ひとつの答えに誘導する人が出てきます

またしたひとつの答えがあると感じてしまった参加者も

興ざめします

 

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決まった答えがあると思い込んでいる子供もいますそういった子は昔からそのような教育を受けているので何事にも一つの答えしかないと信じてしまっています

これからは多様性の時代なのでひとつの答えしかないというのはありえません

正解あるんでしょ?

と聞いてくる子こそ、体験不足です

どんどん体験をさせて

正解は複数あるということを教えていきましょう

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。