6足|ファシリテーショングラフィッカー

ファシリテーショングラフィッカーくますけの紹介

自然ガイドがなぜファシグラ?

ボクの本職は自然ガイドです。子どもたちと森の中で遊んだり、大人には自然暮らしの教室をしたりするのがボクの仕事です。ファシリテーショングラフィックは会議や話し合いの場で使用する板書の技術だから、そんな世界とは程遠そうですよね?

実は会議が多い業界

ところが、ボクたちは会議を開くことが多いんです。
例えば、地域の資源を掘り起こして体験活動やツアーにしよう!と言ったアイデア出しの会議はよく開催されます。そこでボクたちが場の運営を任されることも少なくありません。その話し合いを少しでも有意義なものにしたくて、ファシグラを活用しています。

伝える技術としてのファシグラ

自然ガイドの仕事は、自然界に起きていることを人間の言葉に翻訳して、言葉で伝えたり、体験にして提供しています。だからボクは「伝える」のが仕事です。
人に伝える上で、ボクが気をつけているのは、伝達に使用する「感覚」です。

ついつい聴覚(口で言ったことを、耳で聞いてもらう)に頼りがちです。特に森の中にはホワイトボードありませんので聴覚に頼らざるを得ません。ところが、耳に届いた情報はそのままスルーすることも多いですよね?同じ情報でも聴覚以外のアプローチも必要です。例えば視覚(紙に書いた文言を、目で読んでもらう)。

森の中で「ハチに気をつけましょうね」と言って済ませるのと、こわいハチと刺されそうになっている人のイラストと合わせて同じ文言を言えば、聞き手が受け取れる情報は後者の方が断然高いです。もし周囲がうるさくて聞き取れなかった場合も、視覚で情報を補えます。

会議も一種の伝える場ですので、聴覚ばかりに頼るのではなく、視覚のアプローチも大切です。こうやってボクはファシグラを便利に使っています。

高い成果を出すには会議の質を上げよう

以前いた職場は少人数な上に、多くの業務を抱えていて、それを何とかまわしていく必要がありました。人の時間は誰も平等に24時間です。限られた時間で高い成果を出すには、無駄なものはどんどん削減していかないといけません。

例えば、会議の時間です。

何を決めるのか曖昧な会議。いつまで続くかわからない会議。脱線ばかりの会議。そんなのに時間を割くくらいなら、違ったことに時間を使った方が良いに決まっています。

ボクは会議をするときに、
・今日決めること(話し合うこと)
を挙げてホワイトボードに書いておき
・何時までに終わらせる(終了時刻)
も明示しておきます。

そうすると、会議に出席しているメンバーも「あ、何時までに終わらせるんだ」と意識するので、無駄な脱線を控えるようにしてくれます。

そして話し合いの内容をホワイトボードに書き留めて行けば、書かれている内容がそのまま議事録に内容になります。前の職場では、ワードで議事録を取ることを辞めて、ホワイトボードの写真を撮って、印刷して、それを議事録として回覧していました。
あまりにもわかりにくい場合のみ、補足する形でワード文書を添付していました。

そうすれば、議事録を書く時間も短縮できます。

事件は会議室で起きてないですよね?

かの名言「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」は本当にその通りです。

こういった会議の手法がいろいろ出てくると、見せびらかせたいのでしょうか、会議ばっかりしている人がいます。しかし、会議室が現場だという人は少ないと思います。

会議はなるべく短く、効率的に。
現場に立つ時間を長くしましょう。

ファシグラは良いお手伝いをしますよ。

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。