2足|自然あそびプロデューサー

これでパーペキ。ヤキイモのノウハウ。

秋といえばヤキイモ。
ヤキイモ体験プログラム(←世の中にはこんなものもあるのです。笑)を
毎年提供してきたボクなので
これでパーペキなヤキイモの方法を伝授したいと思います。

イモの種類

紅あずまでも、安納芋でも、お好きなものを。

わざわざ遠方から送ってもらう高級品よりも、
近所のおばちゃんが育てたイモのほうが、ボクは好みです。

食べた後に、おばちゃんに「ごちそうさま、美味しかった!!」とお礼を言うのも含めて
ヤキイモ体験プログラムなのですから。

ただ40人分を揃えるのはさすがに難しいので、近所の直売所で買うことにしています。

イモの準備

写真のように丸ごと1個使うのも良いですが
体験プログラムでは1人分に切っておくと良いです。

年長児だと半分から1/3本にするくらいで「おなかいっぱい」です。

イモは、濡らした新聞紙で巻いた上から、アルミホイルを巻きます。

(絵本「ばばばばあちゃん」では、これが逆になっています。お気をつけて)

この作業は子どもたちも喜んでします。
「お布団かぶせるからね、おイモが見えなくなるように包むんだよ〜」
と言って手本を見せると集中して作業をします。

巻きがゆるくて、すぐに中のイモが落ちてくるようではダメ。
振っても、投げても中身が飛び出さないくらい、ギッチリ巻きましょう。

ちなみに新聞紙のインクが、サツマイモに直接着くのが嫌だわ。
という方もいますので、その場合は印刷されていない紙で包むか、キッチンペーパーなどで巻きましょう。

ちなみに、しっとり系の焼き上がりではなく、ホクホク系が良ければ水に濡らした新聞紙無しでも良いです。

ヤキイモ裏技

もし、サツマイモの葉っぱ(生葉)が手に入るなら
新聞紙の代わりにサツマイモの葉っぱを洗って泥を落として巻くのも良いですよ!

ふわんと紅茶のような香りがついて、庶民のヤキイモが高級ヤキイモに大変身します。

もっと大変身させるには、朴(ほお)の葉もオススメ!
森の中で落ちてる茶色くなった朴の葉で包んで焼きます
これは香りがしっかり付くので、子どもには不評ですが大人にはウケます。

焚き火の準備(薪の場合)

子どもたちにイモを入れてもらうため
焚き火はあらかじめ起こしておいた方がいいです

炎がボーボー見える状態には決して入れてはいけません!
焦げます。

熾火(おきび)にしてから入れるようにしましょう

熾火とは、炎が落ち着いてメラメラとした炎が見えない状態にすることです。

ボクは、子どもたちに焚き火の暖かさを実感してもらうために
自分で放り投げる時間を設けるようにしています。

最近はIHの家も多いので、本物の炎を見るのが「誕生日のろうそく」だけって子どもも少なくありません。
おかげでやけどをしてしまうリスクは激減したでしょうが、
火の怖さを知らずに大人になってしまいます。

だから、自分で包んだイモを、焚き火の暑さを感じながら放り込む作業はとても大切です。

焼き加減

火のド真ん中に直接入れるのではなく
周囲に並べてじーっくり火を通すのが理想です。

それだと片面しか火が通らないので時々ひっくり返す手間が必要ですが、
美味しいヤキイモを目指すなら、じっくり(30〜40分かけて)焼きたいものです。

ただプログラムでは、15分で焼き上げるとか結構無茶な要求があったりしますので
その場合は、臆せず熾火の中に投入しましょう

じゃんじゃん焼きます。
火は消えかけではなく、炎がチラチラ見えるくらい強い方がいいです。

焚き火に冷たいイモたちがどんどん入ってくるので
焚き火の温度が一気に下がります
40人分のヤキイモとなれば、かなりの薪を投入して、熾火を作っておかないと
全然火が入らないので気をつけましょう

キャンプ場で売ってる薪の束であれば、3〜4束は使います。
(なので、ボクは炭を使いますけどね。笑)

串を刺してスッと入れば焼き上がりです。

実は重要!冷やしておく

子ども対象にするときは、冷やしておく時間も忘れずに。

アツアツを渡しても、まず持てなくて落としてしまうか
「食べられな〜い」と言って、ずっと文句言われてしまいます。

年長児でも、自分でアルミホイルを破いて、新聞紙を取る作業が難しい子も多いです。
一緒に食べてしまうのを防ぐためには、
あらかじめホイルも新聞紙も剥がして冷ます。というのが今のところボクの最適解です。

皮は食べていいの?

焦げていれば食べられませんが、ボクは皮が好きです。
外皮ごと食べなくても、
剥がした皮についた内側のイモを前歯でこそいで食べるのも好きですし、
そんな食べ方をしている子どもたちを見るのも好きです。

手づかみで食べていいの?

これも驚きなのですが、日頃「お行儀」を良くしている子は
手づかみで食べるのに抵抗があるようです。

同様に、手づかみで食べさせるのに抵抗がある親もいるようです。

そんなときは、ヤキイモのマナー(お行儀)は
「手づかみで食べることだよ〜。おうちや幼稚園の時とは違うね〜」
と言ってしまえば、そんな親も渋々手づかみします。

決して同調してナイフとフォークを用意しないように。

アレンジレシピ

サツマイモの葉や、朴葉で巻くと香りがつくように、ちょっとアレンジを入れるだけで、庶民派ヤキイモが変身します。

「バター」
バターの旨味とコクが加わって、100倍美味しくなります。バターは偉大です。

「ハーブバター」
親子プログラムであれば、このくらいはしたいところ。ローズマリーやディル、クミンシード、シナモンなど。(←全部入れるのではなく1種だよ)

「アイスクリーム」
アツアツのヤキイモにバニラアイスを乗っけたら、お子様たちはイチコロ。

「チョコレートシロップ」
そのバニラの上からチョコシロップをかければ、泣く子も黙ります。

まとめ

と言うわけで秋はヤキイモシーズン!

やけどに注意して、張り切ってもりもり食べましょう。

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。