2足|自然あそびプロデューサー

ナウシカの世界がやってくる

元環境コンサル(気候変動担当)で、環境教育事業者のくますけです。

あまりエコフォビアを増やしても仕方ないので
このような話題は出さないのですが

大切なことなので書き留めておきます

肌感覚で実感する「気候変動」

外出が困難になるほどの高温
そして先日の台風15号19号の猛威。

その被害状況は、改めてお伝えするまでもありませんね。

肌感覚で「異常気象」を実感できるようになってきています。

すでに取り返しがつかなくなっています

「昔はこんなに暑くなかった」
「このままでは取り返しのつかないことに…」

なんて発言も多く聞かれます。

それもそのはず。1970〜80年に比べ平均気温がガクン!と上がってるんですから。

そして「このままでは取り返しのつかないことに」ではなく、
「すでに取り返しのつかないことに」なっているのです。
少なくとも、今のシニアたちが青春時代を送った
1960〜80年のような気候には戻りません。

温暖になるから怖いのではなく、変動するから怖い

日本では「気候変動」よりも「地球温暖化」が好んで使用されるので
勘違いしている人が多いのですが
世界的には「気候変動」という言葉を使っています。

温暖化というと、まるで日本がハワイになる?
なんて思っちゃいますが、そんな日は残念ながら来ません。

気候変動が怖いのは、今までの気候と「変わってしまう」ことにあります。

日本では四季があって、
それに合った作物が栽培されて、
それを食べる食文化が発達してきました。

街路樹や、公園の木々も、この日本の気候に合ったものが育っています。

気候変動は、極端に暑い日があって
人間が夏バテしちゃうだけでなく、
農作物の育成に影響を及ぼし、
私たちの暮らしを支える自然資源(森や、川、海)にも大きな影響を及ぼします。

木が育つには時間がかかりますから。

どのように変動するか予測困難な事象に立ち向かうのは
本当に難しいことです。

気候変動が怖いのは、暑くなって怖いのではなく、
予想困難だから怖いのです。

気候変動には緩和と適応がある

気候変動問題には、その進行を遅らせる「緩和」と、
その問題に順応していきましょうという「適応」があります。

世の中でよくある「ストップ温暖化」と言って、
スイッチをこまめに切りましょうとか言ってるのは緩和策。

適応は、暑さに強い品種に切り替えて行きましょう。が適応策です。

とっとと使い果たせばいい

ちょっと極端な考えですが
ボクは、石油も自然資源もとっとと使い果たしてしまえばいい。

と考えています。

というより、きっと人類は
最後の1滴の石油を燃やして
最後の1本の木を切り倒して
最後の1匹の魚を食べないと
気づかない生き物だと思うからです。

ちなみにイースター島はそんな感じで滅びたんですけどね。

その先に待っているのは、住みにくい地球

気候変動の原因の一つ化石燃料を使い果たすころの地球。
それは、きっとナウシカの世界みたいになっていでしょう。

というより、花粉症の時期の東京や、大気汚染が深刻な北京で
マスク姿の人々を見ると
すでにナウシカ世界は到来していますね。

これからは適応策

①すでに気候変動は、はじまっていて
②地球は人類にとって住みにくくなってきている

このことから住む場所を宇宙に。
と考える人も出てきているのは、なんら不思議なことではありません。

ボクは宇宙に移り住める時代まで生きそうにないので
どのように地球で生き延びるかを考えていこうと思っています。

これからは、適応策を考えましょう。

気候変動適応情報プラットフォームというのがあるので、
詳しくは読んでもらえればいいのですが

ぜひ、身につけて欲しい姿勢があります

固定観念を捨て、新しい視点を持つ

それは固定観念を捨てること。

・結婚しなきゃいけない
・結婚したら、マイホームを持たなきゃいけない
・30年ローン組んでマイホームを持たなきゃ

なんて信じてませんか?

これからの災害時代。
どこに住んでいても何かしらの災害がやってきます。
たしかにハザードマップを調べれば、ある程度は避けられるかもしれませんが、

「所有」は、お荷物です。

アパートが浸水したら、自分の家財道具だけ処分して
無傷なアパートに引っ越せばいいのです。

東京が暑くて住みにくくなったなら、
北海道に移住すればいいのです。
海外でもいいかもしれません。

こんなことは、渡り鳥がやっています。
暑くなれば涼しいところへ移動し
そこが寒くなれば暖かいところへ移動する。

人間がそれをしてはいけないなんて誰が決めました?

気候変動に適応した生き方をするためには
昭和で築かれた固定観念は邪魔になります。

固定観念を捨て、どんどん新たな視点を増やしていきましょう。

それが気候変動時代を生き抜く術です。

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。