2足|自然あそびプロデューサー

仙人になるのは、やめておこう。

自然学校3年目。
仕事にも慣れ、先輩からは「専門性を持て」などと言われて焦ってる時期ではないでしょうか。
こんな時に、あなたの前に現れるのが「仙人」です。

もちろんホンモノの仙人ではないけれど、
仙人レベルで超越しちゃってる人っていませんか。
自給自足をストイックなまでに実践するボッサボサのおじさんだったり、
自然育児のカリスマで、迫力満点のおばちゃんだったり、
不自然なことは全部嫌いなスーパーナチュラリストなお姉さんだったり。

すっごく尖ってて、実践を背景にした発言は説得力あるし
きっと「こんな人になりたい〜!」と思っていませんか?
ちょっとでも近づきたい!と必死に書籍を読みあさり、セミナーに通ってしまいがちです。

仙人になるのは、やめておこう

ここでボクからのアドバイス。
「仙人になるのは、やめておこう」
あなたが仙人になってしまうと、組織はあなたを扱いにくくなります。
そうすると、あなたは居心地が悪くなって、組織を離れます。
組織で扱いにくい人は、結局、社会に出ても扱いにくいんです。
要するに仕事がなくなっていく。
孤立していくので、ある意味、仙人への道はまい進できます。

だけど、思い出してください。
自然学校のスタッフは、インタープリターであり、ファシリテーターであり、コーディネーターであり、カウンセラーです。
人と関わることで、世の中を良くしていくのが仕事です。

日々鎖国状態の仙人を目指すよりも、もっとオープンな何でも屋さんを目指そう。
たくさんの人と関わりましょう。

仙人になれるのはこんな人

それでも仙人を目指したい人は、
自分が仙人にふさわしい環境に暮らしているかチェックしておきましょう。

<仙人になれるかチェックリスト>
□ 土地と家を持っている(賃料、ローンがない)
□ その土地は、リゾート地にある(人気のある観光地である)
□ 今後、独身でいることが確定している(養育すべき子どもがいない)
□ 両親や家族の面倒を見なくていいのが確定している
□ 仙人生活を支える現金収入がある(家賃収入や、株、印税など)

5個中4個以上にチェックがつけば、仙人への道を進んでもいいでしょう。
軽井沢に土地があり、独身で、将来介護が必要になる人が周囲にいなくて、仙人生活を支えてくれる現金収入があれば、憧れの仙人の道を進んで問題ありません。
でも、ほとんどの人は、そもそも仙人生活を送れない環境にいらっしゃると思います。なので一般人は、むやみに仙人を目指すよりも、バランスのとれた人材になるようにしよう。

こんな先輩仙人には近づくな

ついつい憧れてしまう先輩仙人も色々なので、注意しましょう。

特にボクはこんな人には注意しているのでご参考までに紹介しておきます。

・恐怖をあおる
→それを食べるとガンになる。そんな生活だとうつになる。など、聞き手を怖がらせている仙人。この仙人は、人を脅すコミュニケーションをとる人なので、あなたのこともいずれ同様に脅してきます。避けましょう。

・宗教がらみ
→宗教が悪いわけではないですが、なにかと面倒です。特定の商品を買えとか、特定の人物(キャラクター)を崇拝しようと言ってきたら、距離を置くようにしましょう。

・自由をうばう
→あれを食べるな。それを身につけるな。そんな生活習慣はやめろ。と自由をうばうような発言をする人も要注意です。例えばボクはテレビ嫌いですが、家にはテレビがあります。一緒にすむ家族にはテレビを見る自由はあるわけで、その自由をうばう権利はボクにはないからです。

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。