友人の誘いを受けて「小学生zoom会議」のファシリテーターを担当しました。
突然やってきた長い春休み。
みんなどうしてる?
どんなことしてみたい?
そんなことを小学生と語らう「会議」です。
これまた急遽テレワークとなった両親がZoomで会議しているのを
脇で見ながら気になっていたはず!
大人と同じようにテレビ会議したいですもんね。
Contents
前回からの仮説「オンライン自然体験」の可能性
コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして
ボクは、自然体験とオンラインの可能性を問いかけ続けています。

そんな矢先に、自然体験ではないものの
自然体験プログラムの主な対象である小学生たちと
オンラインで会議できるきっかけをいただいたので
ボクの課題感としては
①オンライン上で子どもたちと意思疎通は可能か?
大人でも違和感を感じるオンライン上のやりとり。
子どもには難しいのではないか?
②双方向のやりとりは可能か?
画面上の子どもたちに
一方通行ではない「双方向」のやりとりは
どこまでできるだろうか?
の2つを持って、会議に挑みました
結論「小学生×Zoom」全然問題なし!
先に結論からお伝えしておきます。
小学生とオンラインでやりとりするのは、なんら問題ありません!

なぜなら、
①そもそも、デジタルネイティブ世代は、
オンラインで人と会話することに、なんらハードルを感じていないのです
こちら記事にある通りで、
昭和世代は、zoom<会う(会えない代わりの、便利ツール)
平成世代は、zoom=会う(会うもオンラインも一緒)なのです。
②もちろんはじめは緊張するけど、慣れるのが早い!
おそらく10分もすれば「ここでの自分の立ち位置」を理解し
コミュニケーションを始められるのではないでしょうか
③ルールを守って、臆せず話す
Zoomにはミュート前提というルールがあります。
ホストと、メインで会話する人以外は、基本的にミュートです。
(少人数の会議の場合は、必ずしもそうではありません)
例えば、生活音が入ってしまったり
タイピングの音をZoomが拾ってしまったりすると
会議の邪魔になるためですし
声が大きいだけの人(意味なく発言だけする人)を排除する目的もあります
言ってしまえば「マナー」ですよね
ところが、子どもたちとの会議では全員マイクスイッチONにも関わらず
そういったマナー違反が全然ない!
発言の時も、画面上で挙手をして
指名されてから話し出すほど!
「な、なんて、やりやすいんだ!」
Zoomリテラシーばっちりで、
ボクの当初の課題感なんて、あっというまに吹き飛びました
そうなると、新たな課題は
ただ単に「大人の側のスキル不足」としか言いようがなくなってきます…
今のところは、ここが難しいよZoom

この会議でわかったことを書く前に
そもそも技術的に難しい点だけ挙げておきます。
それは「同時に会話する」は、難しい。
例えばみんなで合唱するのは、できません
それでも工夫次第で双方向のやりとりが可能です
ここでは、今のところわかってきた
Zoomで使える双方向のやりとりを可能にする機能を紹介します

①音声
いわずもがなですが、一番慣れたコミュニケーションツールです。
疑問を持った人が「声」で質問できるのは、やはり良い
複雑な表現が可能になるので
もっともスムーズに意思疎通が可能になります
②ジェスチャー
例えば発言したい時にZoomには挙手機能がありますが、
せっかく顔が写っているので
画面に向かって挙手してくれたほうがわかりやすいです
準備できてるよ、聞こえてるよ、聞こえないよ
なんて表現もジェスチャーで可能になりますね
前述の通り、みんなが一斉に話すことはできないので
ジェスチャーを使うことで、簡単な意思表示は可能になってきます
③スタンプ
画面共有時に使える機能なんですが
ハートマークをつけたり、指で(マウスで)落書きも出来たりします
参加者が自分の画面に押したスタンプや、文字が
リアルタイムで更新されていくので
「参加している感」を実感できるツールです
気軽に意思表示できる良さもメリットです
デメリットももちろんありますが(以下の通り)

それぞれの特性を理解し、使い分けることで
オンラインコミュニケーションはもっと充実してくることと思います
そうすれば、オンラインで自然体験も
夢の話ではなくなる可能性も!?
引き続き、可能性を探っていきたいと思います