この町にはなにもない。
耳にタコどころか、みんなの合言葉のようになっているセリフです。
ボクは幸か不幸か、いろんな土地に暮らした経験があるのでこのセリフを静岡の人も、新潟の人も、栃木の人もみんな言っているのを知っています。なんなら東京に住んでる人も言ってますよ。「なにもない」って。
ないもの探しはエンドレス
・病院がない
・スーパーがない
・レジャーがない
・工場がない
・雇用がない
・レストランがない
・イオンがない
ないもの探ししても、それが手に入ることはないってことを、いい加減気づいてほしいんですけどね。ついつい、ないもの探しをしてしまうようです。
あるもの探しは苦手
一方、あるもの探しは苦手なんです。
・道の駅がある
・自然がある
以上。笑
おおおーい!もっとあるじゃろ!
・美味しいお米が手に入る
・黙っててもナスがもらえる
・ご近所全員の顔と名前がわかる安心感の中で生活できる
・季節の移り変わりを感じながら過ごせる
・夜はぐっすり眠れる
・接する人たちもゆっくりなので、時間の流れがゆるやか
・自分自身が優しくいられる
こんなことが言える東京都民がいると思います?
田舎には田舎の良さがあります。
都会暮らしでは絶対に手に入らない価値がかならずあります。
その価値に気づけたとき、ひたすらに都市化を求めているだけの地域活性化事業が変わってくると期待しています。