2足|自然あそびプロデューサー

そこにいていいんだよ。の意味でのハンモック

そこにハンモックをかける意味

ボクが主催する自然体験の場には、あたりまえのようにハンモックがかかります。

かけておくことで、子どもたちの緊張がほぐれて
他の活動がしやすい効果もありますが、
ぼくとしては「そこにいていいんだよ」の意味でかけています。

どういうことかというと、
例えばこの日は、ダンゴムシを探してみる体験でしたが
だれもがダンゴムシに興味あるわけじゃないですよね?
そもそもその日の体調が悪くて、遊ぶような気分じゃないかもしれない。
この場に来る直前に、だれかとケンカしてふてくされていたい時かもしれない。

それを「さあ、全員ダンゴムシを見つけなさい」なんて言うのは、
傲慢だとボクは思っています。
そっとしておいて欲しい時なんて誰にでもあるはずです。
その気持ちを受け止めてくれるのがハンモックです。

どーしても、活動に入れないって子のために
「じゃあ、座ってて」って意味でボクはハンモックを用意しています。
これが、パイプ椅子だと「反省席」になっちゃうから、
ここはやっぱりハンモックがいい。

体の活動ではダンゴムシを探していないけど、
耳には、みんなが探している声が届いている。
それは間接的に、活動に参加しているってこと。

「そこにいていいんだよ」は、強制も排除もしない。
その絶妙なラインを提供してくれるのがハンモックなんです。

ABOUT ME
くますけ
好きを仕事にして10年。自然ガイド、ハンモック作家、写真家など10足のわらじを履いて暮らしています。