ヒヨドリ|名前の通り「ひよひよ」鳴き
くますけ
くまつ環境教育事務所|自然の楽しさを、言葉と絵で翻訳する。
観察日:2026年10月12日
観察場所:茨城県結城市
夕方、窓の外からコオロギの声が聞こえてきました。
何コオロギなのかはわかりませんが、ずいぶんにぎやかです。10月になって涼しくなったものの、まだ窓を開けて過ごせる気温。家の中にいても、秋の虫たちの声がよく聞こえてきます。
そんなコオロギの声に混じって、遠くから「プー、プー」とラッパのような音が聞こえてきました。
あれ? 豆腐屋さん?
昔はラッパを鳴らしながら豆腐を売り歩く人がいたといいます。でも、ボクはこの街でそんな豆腐屋さんを一度も見たことがありません。
もしかすると、どこかの誰かがただラッパを吹いているだけなのかも。
実は、この音は以前からたまに聞こえてきます。どこから聞こえるのか、誰が鳴らしているのか、いまだにわかりません。
録音を聞き返すと、近くのコオロギの声の向こうに、遠くのラッパが聞こえてきます。
鳥の声や虫の音だけでなく、人間の暮らしから生まれる音も、その土地の風景の一部なんだと思います。
もう少し寒くなれば窓を閉めるようになり、コオロギの声も聞こえなくなっていくでしょう。
この二つの音が重なるのも、今だけなのかもしれません。
正体のわからないラッパと、名前のわからないコオロギ。
2026年10月、ボクの街で聞こえた秋の音の記録です。